中村歯科医院

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歯が痛くなって歯医者に行ったのに虫歯は見つからなかった。そんな経験をお持ちではないでしょうか?

通常は、上下の歯は接触せずに5ミリくらい間があいているのが正常です。ところが、パソコンに向かう時間が長い人や、ストレスなどによって、上下の歯が常に接触している、という人が少なくありません。「上下歯列接触癖(TCH)」と言われ、歯が悪くなる理由として歯科医の間で最近注目されている現象です。

正面よりもやや下を向く姿勢(パソコンの画面を見る姿勢等)をとると、頭が前傾し、上下の歯が接触しやすくなるのがおわかりかと思います。

非常に硬いエナメル質も、常に接触することでダメージを受けやすくなります。

もちろん、就寝中の歯ぎしりや、歯を食いしばることも、歯にダメージを与えます。

当院では、普段の姿勢に関するアドバイスの他、就寝時に着用することで歯へのダメージを抑制できるオーダーメイド型のマウスピース等も作成しています。

「そういえば、普段上下の歯が接触しているかも」「虫歯ではないのに歯が痛い、しみやすい」という方は、一度ご相談にお越しください。

当院には、小さいお子様から高齢者の方まで、幅広い年齢層の患者さんが来院されています。

中村歯科の診療方針は、「できるだけ歯を残す」です。

もちろん、誰が診断してもグラグラで残せない歯に対して様子見を続けることは、歯を残す、とは言えません。

一生涯ご自身の歯を残す上で大切なことは、正しい噛み合わせ(歯並び)、歯垢や歯石の除去、食習慣、などです。大人であっても矯正することで、歯を失うリスクを低減することができます。また、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることも、歯を失うリスクを大きく低減してくれます。もちろん、普段の正しい歯磨き方法もとても大切です。

患者さん1人ひとりの状況に応じて、ベストの治療をご提案しています。

当院は、地域に根ざした医療を提供することで、その時だけでなく、一生涯、何世代にも渡って皆様の健康をサポートしていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ今年も残すところあとわずかになりました。

これからお餅を食べる機会が増えるかと思いますが、特にご高齢の方には注意が必要です。

東京消防庁のデータによると、餅による窒息事故が最も多いのは1月、次いで12月となっています。また、救急搬送された方を年齢別にみると、65歳から急増し、最も多いのは80代です。

応急手当の方法など詳しい情報が東京消防庁のホームページ掲載されているので、参考にしてください:

東京消防庁「餅による窒息事故に注意」

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2018/201812/camp1.html

 

なぜ、高齢者の餅による窒息事故が多いのか、を考えてみましょう。

高齢になると、食べ物を噛んで、飲み込む(「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」という機能が低下してきます。

とくに、飲み込みにくい食べ物として、

  • 個体と液体が混ざったもの(果物、さらさらの雑炊、具入りスープ)
  • 噛み切りにくいもの(餅、こんにゃく、さつま揚げ、すじ肉、イカ、タコ)
  • 繊維が多いもの(キャベツ、ゴボウ、フキ、パイナップル)
  • バラバラになりやすいもの(クッキー、せんべい、粉薬、そぼろ、焼き魚)
  • 張り付くもの(板海苔、薄切りきゅうり)
  • 熱すぎる・辛すぎるもの(トムヤムクン、ラーメンのスープ)

などがあげられます。

飲み込む機能が低下してくると、食べ物等が肺に入り込んでしまい、肺炎を引き起こす(誤嚥性肺炎)リスクが高くなります。

歯科医院は、虫歯や歯周病の治療だけでなく、食べたり、飲み込んだりに問題がある時の診療も行っています。また、しっかり噛めない状態を放置すると、噛んだり飲み込んだりする機能が衰えやすくなってしまいます。早めに受診することをこころがけましょう。

(飲み込みにくい食べ物については、市村大村市民病院「接触・嚥下障害の基礎知識と高齢者肺炎」より引用)

歯と動脈硬化、一見関係の無さそうなこの両者ですが、実は重要な関係があることが明らかになっています。

厚生労働省研究班によると、奥歯が無い人は、ある人に比べて動脈硬化になるリスクが約2倍高い、という関係があるのです。

動脈硬化の恐ろしさはなんといっても、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症等の原因である点です。

以下、それぞれの病気の症状です(出典:アステラス製薬『なるほど病気ガイド』より):

◯狭心症・心筋梗塞:

胸に非常に強い痛みが起こり、吐き気や呼吸困難なども起こります。心筋梗塞の発作を適切に処置できなければ、そのまま命をおとしてしまうこともあります。

◯脳梗塞:

突然、片側の手足のまひや、会話しにくいといった症状が起こり、しばしば後遺症が残ったり、ひどい場合には、そのまま命をおとすこともあります。

◯閉塞性動脈硬化症:

ひどくなると、少し歩くだけでふくらはぎなどに痛みが起こって歩けなくなり、しばらく休むとまた歩くことができるという症状(間欠性跛行:かんけつせいはこう)が起こります。さらに、放っておくと安静にしていても足が痛むようになります。血流が非常に悪くなると、足の傷や圧迫される場所の皮膚に潰瘍ができ、それが急に悪くなって、足を切断しなくてはならないこともあります。

奥歯が無いと、繊維質が多い野菜などの摂取が困難になることが原因ではないかと指摘されています。

柔らかい白ごはんやパン、麺類中心の食事に偏ると、様々な病気のリスクが高まります。

歯を失った場合は放置せず、歯科を受診して適切に噛めるようにすることが大切です。

前回は、歯並びによって80歳の時にどれくらい歯が残るかに違いが出る、というお話をしました。

今回は、「歯が20本以上残っている場合」「歯が20本残っていない場合」それぞれのお年寄りの暮らしぶりををお伝えしたいと思います。

日本の各都道府県に歯科医師会がありますが、その中でも情報発信に熱心なのが山梨県歯科医師会です。同会の患者さん向け資料『健康と歯 ―よくかんで健康長寿―』からご紹介します。

この資料では、「歯のあるお年寄りには『元気老人』が多い」と明言しています。
具体的にはこの図の通り、

  • 80歳で20本以上歯が残っている高齢者は、

・家の中にいる時間は少ない

・趣味や旅行、スポーツを楽しんでいる人が多い

・仕事をしている人が多い

・人のお世話をする余裕もある

  • 一方、80歳で20本残っていない高齢者は、

・家の中で生活することが多い

・テレビをよく見る

・病気や障害がある

などとなります。

歯は、体全体の中ではとても小さいのですが、健康に対して与える影響はとても大きいのです。できるだけ歯を残せるよう、定期的な受診をこころがけましょう。

今年の春に放送されたテレビ番組『1周回ってしらない話』(日本テレビ系列)で、78歳のデヴィ夫人は28本すべての歯が残っており、さらに虫歯が1本も無いことが取り上げられていました(70代の歯の本数、平均は18本)。

この理由としては、日々の歯磨き等も大切ですが、実は、歯並びが大きく関係していると考えます。

滋賀県で毎年開催される「よい歯の健康老人コンクール」で優秀賞を受賞した歴代の老人を対象にした研究があります。歯並びの状態を分析すると、受賞者の中に1人もみあたらなかったのが、「反対咬合(受け口)」と、「開口(上下の前歯が噛み合わず開いたままになる)」でした。つまり、反対咬合や開口の症状があると、将来、歯を失うリスクが高いということになります。

矯正治療には、見た目の改善だけでなく、このような医学的リスクを低減させるという目的があります。子どもだけでなく、成人でも矯正治療は可能です。

「生涯、自分の歯でおいしく何でも食べ続けたい」という方は、一度歯並びの検査を受けておくことをおすすめします。

前回、前々回と歯の根の治療についてお話しました。

その際に、少しだけふれた「MTA」という充填材料について説明したいと思います。

複雑に曲がりくねった根の中をきれいにした後、歯の寿命に大きな影響を与えるのが、どれだけきっちり充填し、バイ菌が入らないように封鎖できるか、です。

そこで登場するのがMTAなのです。「虫歯治療時に、歯の神経を温存することができる」「歯の石灰化を促進する作用がある」「体にも優しい」「抗菌性がある」など、いいことづくしで実に画期的なMTAですが、唯一の問題は、1グラムおよそ15,000円という価格です。当然、保険診療の価格では大赤字となるため、自費診療となります。政府による医療保険が無いアメリカでは、MTAを使った根の治療は約15〜20万円と言われています。

日本を除く各国では、極めて優れた薬品や材料が広く使われています。当院では、歯の寿命をできるだけ伸ばせるよう、先進的な医療も積極的に取り入れています。お気軽にご相談ください。

 

画像は歯の根のイメージ(Dentsply Sirona MTAセメント製品カタログより)

一般的には、神経を取り除いた歯は強度などの面で弱くなり、寿命が短くなってしまいます。

しかし、最新の治療技術を駆使することで、寿命を伸ばせるケースが増えてきています。

歯の神経が通る管は、歯の中央部において複雑に曲がったり、分岐したり、網目状に広がったりしています。そのため、洗浄消毒が不十分になりやすく、またそこから病気が再発してしまうケースが跡を絶ちませんでした。

しかし、マイクロスコープといわれる拡大鏡と、CTを使って、管の位置を正確に把握することで、飛躍的に成功率が高まりました。

さらに、MTAとよばれる充填材料で管を密封すれば、さらに成功率が高まります。

科学的には成功率が高い治療方法ですが、必要となるCT、マイクロスコープともに普及率が低く、特にマイクロスコープは数%しか普及していません。

当院では、マイクロスコープ、CT、MTAをもちいた治療により、できるだけ歯の寿命の伸ばす専門治療を行っております。

できるだけ自分の歯を残したい、という方は、まずはお気軽にご相談にお越しください。

中村歯科医院では院内新聞をはじめました!!

様々な情報を患者さんに知ってもらえるように1ヶ月に一度配信していきますのでよろしくお願いいたします^ – ^

当院では、できるだけ歯を残す⇒それによって、いつまでもバランスよく食事ができる⇒その結果、健康なまま長生きできる、
というように、患者さんの一生涯を考えた治療方針で診療しています。

銀行のコマーシャルではありませんが、「ながーーいお付き合い」を前提とした治療をこころがいます。

歯を残すことを重視する当院において、無くてはならないのが、「MTAセメント」という虫歯治療後の穴をふさぐ歯科用セメントです。

従来は、虫歯が大きくなり歯の神経の近くにまで進行すると、炎症や腫れ、痛みなどの症状が出るため、「神経を取らざるをえない」という診断になりました。

神経を取られた歯は、まるで枯れ木のようになり、力などの刺激に対してとてももろくなってしまいます。

ところが、このような症状に対してMTAセメントを用いると、虫歯の穴を密閉するだけでなく、そのアルカリ成分が、歯の内部に入り込んだ虫歯菌を殺菌してくれるという効果もあるのです。
そのため、高い確率で神経を残すことが可能となりました。
さらに、セメントが硬まった後は中性となるため、体にもとても優しいのです。

YAMAKIN株式会社「TMR-MTA製品レポート」より

神経を取る治療と比べて、削る歯の量が少なくて済む、というメリットもあります。

患者さんの大切な歯をできるだけ残し、できるだけ長持ちするよう、国内外の最新・最善の治療方法を取り入れるようこころがけています。

「できるだけ歯を残したい」という方は、検診も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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