中村歯科医院

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「きちんと歯磨きをしていれば、歯医者さんに行く必要はない」と思ってませんか?

答えは✕です。理由は、将来残せる歯の本数が10本以上少なくなる、といわれているからです。

このグラフは、山梨県歯科医師会によるものです。

50代頃までは差がありませんが、それ以降どんどん差が開いていきます。

注意が必要なのは、50代までは歯石除去が必要ない、という意味ではないことです。

歯は少しずつ悪くなっていきます。若い頃からきちんと歯石除去をしていないと、ダメージが蓄積し、やがて50代を過ぎたころから歯を失うという症状としてあらわれはじめるのです。

もちろん、歯を失った場合、最新の治療方法をもちいれば、再び噛めるようにもできます。でも、自分の歯にまさるものは無い、という事実を否定する歯科医師はいないでしょう。

歯石除去が初めての方も少なくないと思いますので、受診方法をお伝えしておきます。まず、かかりつけの歯科医院に電話して「歯石除去してほしい」と伝えて予約をとるだけ、ととてもシンプルです。

「歯のホワイトニングはしたいけど、通院したり、自宅でのケアもあったりで面倒くさそう…」という方に朗報です!

歯科ホワイトニング用LEDライトと、専用ジェルを組み合わせた簡単ホワイトニングキットを導入しました。

当院スタッフもすでに使用中ですが、「これまでのようにジェルを注入したマウスピースを長時間つけなくてもよい!」のが最大の利点です。
小型のキットですが、その効果は歯科医師も驚くほど本格的です。
短期間で楽に歯を白くしたい、という方は当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

滋賀県では毎年「良い歯の健康老人コンクール」が開催されています。

この入賞者に共通する秘訣を調べた研究があります。方法は、良い歯の健康コンクールで優秀賞を獲得した老人を対象に、その歯型を採取して噛み合わせの状態などを調べるというものです。

特徴的だったのは、反対咬合(いわゆる「受け口」)や、開咬(歯を噛み合わせた状態でも前歯が閉じない)は一人も優秀賞に含まれていなかった、というものです。

実際に、噛み合わせに問題があると、ある特定の歯ばかりに力が集中してしまうことにより、歯を支える骨や、歯そのものが弱りやすくなります。逆に言えば、歯並びや噛み合わせがちゃんとしていれば、80歳で全ての歯が残っている、ということも珍しくはありません。

現在は、一生涯自分の歯を残すことが何よりも大切であると考えられるようになっており、大人のための矯正治療も増えています。

歯並びが気になる場合は、一度歯並びの相談をされることをおすすめします。

ネイチャー・サイエンティフィック・レポートの2017年の研究の続きです。

筆者らによると、歯の本数が少なかったり、噛める歯が少なかったりすると、食物繊維の摂取が少なくなってしまうことがわかっているそうです。例えば、ニラなどの野菜を想像していただくとイメージしやすいと思うのですが、奥歯ですりつぶさないと飲み込めないのが食物繊維なのです。

虫歯や歯周病などの原因で奥歯を失ってしまう人は決して少なくありません。問題は、その後、放置せずに治療を受けて噛めるようにする、ということなのです。

当院では、驚くほどしっかりフィットする入れ歯を作ることができる歯科技工士さんといっしょに仕事をしています。使用する材料などの関係で保険適応ではありませんが、これまでその入れ歯を作られた患者さんの誰もが大変満足しておられます。

もし、「入れ歯はどうせしっかり噛めない」とお悩みでしたら、一度ご相談にお越しいただけたらと思います。野菜や肉、魚をしっかり食べて、いつまでも元気なままで長生きしましょう!

さて、前回お伝えした「ネイチャー・サイエンティフィック・レポート」2017年の研究からの続きです。

これまでは、残っている歯の本数と死亡率の関係に関する研究は多かったのですが、この研究では、プラークの量や、歯石の量なども対象としています。

例えばプラーク量と死亡率の関係ですが、プラークの量が高いグループは、少ないグループに比べて死亡率が約4倍高かったのです。同様に、歯石が多いグループは、少ないグループに比べて約2.4倍死亡率が高かったことがわかりました。

もちろん、プラークや歯石が直接死亡を引き起こしているとまではいえません。

しかし、プラークや歯石は、体にとって悪いことはあっても、良いことはありません。プラークや歯石と健康の関係は今後の研究によって明らかにされていくことが期待されます。

体の病気の多くは、じわじわと長い時間をかけて悪化していくものが多いのも事実です。まずは、正しい方法で歯を磨く、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受診する、など、できることからはじめていくことをおすすめします。

当院Facebookページでご紹介した「歯の状態が悪いほど死亡率が高い!?」について、ブログページでより詳細に解説していきたいと思います。

内容が重複しますが、以下この研究の要約です:

小保方さんのSTAP細胞論文でその名が広く知られることとなった『ネイチャー』という世界的に権威のある科学論文誌があります。同社が新たに発刊している『ネイチャー・サイエンティフィック・レポート』という論文誌に、お口の健康と死亡率の関係に関する論文が掲載されました。

フランスで7,000人以上を対象とした大規模調査なのですが、「歯垢」「歯石」「歯肉炎」「噛むために機能している歯が5本未満」「歯を11本以上失っている」という5項目が、死亡率と関係あるかどうかを調べたものです。

結論としては、5項目のうちあてはまる項目数が3つ以上あると死亡率が高かった、ということが明らかになりました。

これまで、歯の残っている本数と死亡率の関係については数多くの研究がありますが、歯石や歯垢、歯肉炎との関係を歯科のプロフェッショナルが数値にもとづいて測った研究はほとんど存在しませんでした。また、その調査も7万人以上を対象としている大規模な研究なので、信頼性も高いといえるでしょう。

また、次回以降、この研究チームの分析などをひもといていきたいと思います!

(グラフは論文より。健康な人と比べて、5項目にあてはまる数が1,2,3以上に色分けして区分。さらに、左のグループから「全ての原因による死」「全てのがんによる死」「心臓血管病とがんを除外した死」となっている)

2017年のがんによる死亡数のうち、男性は胃がんが2位、大腸がんが3位、女性は大腸がんが1位、胃がんが4位でした(国立がん研究センターWebサイトより)。

ヒトの消化器官の長さは約9mあり、その最初の入口が口なのです。

患者さんの中で「最近、胃の調子が良くない」という方の多くは、歯の状態が良くないために噛みたくても噛めない、というように、歯に問題を抱えておられます。
特に、奥歯を失ってそのままにしていると、肉や魚、野菜などの栄養豊富な食べ物が食べづらくなります。
これらの食品は、奥歯でしっかり噛みつぶさないと飲み込みづらいからです。その結果、ご飯や柔らかいパン、麺類などに食事が偏ってしまいます。

偏った栄養バランスや、十分に噛まずに飲み込むことは、胃や腸にも負担となります。
健康食品もいいかもしれませんが、自分の歯でしっかり噛んで唾液とともに食べ物を飲み込むことがヒト本来の在り方です。

食事は体の健康にとっても大切ですし、食べる楽しみという心の健康にも大切です。
今は、奥歯を失った場合も、再びしっかり噛めるように治療する選択肢が色々とあります。
しっかり食事できるよう適切に治療し、体全体の健康をいつまでも維持しましょう。

ゴールデンウィークはいかがだったでしょうか?

長期の旅行に行かれた後の患者さんにみられるのが、歯や歯ぐきの状態の悪化です。

話を聞くと、ホテルに備え付けの歯ブラシを使っていた、という方が多く、使い慣れていない歯ブラシが原因の一つと考えられます。

また、普段のように規則正しい生活ができないこともあるでしょう。

お口の中をみると、普段より歯垢や歯石が多く見られたり、歯ぐきが腫れていて場所によっては出血がある、という状態です。

特に、一度形成された歯石は歯ブラシでは除去できないため、「お口の中が以前に比べてすっきりしない」「歯の裏側がザラザラしている気がする」など気になる場合は、早めに受診することをおすすめします。

今年のゴールデンウィークは最大で10日という超大型連休ですね。これほど休みが長いと、普段の規則正しい生活リズムも崩れがちです。

以前ご紹介したように就寝時間が不規則になると虫歯のリスクが高まることが研究で明らかとなっています。
この他、外出が増えることで食事後に歯磨きできる機会が少なくなる、甘いお菓子などの間食が増えるなど、お口の中の環境にとっては必ずしも良い状態ではありません。

特に就寝中はお口の中の唾液が減ることで、様々な細菌が増えやすい状態になります。

そのため、就寝前の歯磨きはできるだけ念入りにすることを心がけましょう。

4月14日(日)に鶴見大学において、歯科医師・歯科衛生士向けの講演会を主催・開催しました。
ゲスト講師には、テレビでもおなじみの若林健史先生と、現在の歯周病教育をリードする瀧野裕行先生をお迎えしました。
また、若手の歯周病専門医として、私を含め3名の専門医が症例発表を行い、最善の治療について考える1日となりました。

現在、鶴見大学の同期生を中心としたスタディグループを主宰・運営しています。
毎月メンバーが集まり、お互いの症例について検討を行うことを通して、よりよい治療ができるよう切磋琢磨しています。
年に1度、第一線で活躍する有名な先生を招いて大規模な講演会を開催しています。この講演会は今年で第2回となりますが、一人でも多くの歯科医療人に歯周病治療の最新事情をわかりやすく伝えることを目指しています。

今後は、一般の患者さん向けの講演会なども企画していきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

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