中村歯科医院

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昨年のコロナ感染拡大以来、これまでとは違う暮らし方を強いられている方も少なくないと思います。

歯科として注意が必要なのは、ストレスなどを原因とする歯ぎしりや食いしばりです。

歯ぎしりはただ音がうるさいだけではなく、歯へのダメージが大きいのです。

普段は、上下の歯は離れているのが正常です。ところが、歯ぎしりや食いしばりは、上下の歯が強い力で接するため、歯を支える骨にダメージを与えたり、歯がひび割れたりする原因となっています。それによって、歯周病が悪化(咬合性外傷)してしまうケースもあります。

歯周病はお口の中だけの病気ではなく、肺炎や心筋梗塞、脳卒中、糖尿病を悪化させるということがわかっています。

食いしばりは音が出ることもなく静かに歯にダメージを与えます。自分ではなかなか気づかないのですが、起床時に舌の横に歯型がついている場合は食いしばりの可能性が高いといえます。

食いしばりや歯ぎしりは専用のマウスピースを装着することで予防ができますので、心当たりのある方は歯科を受診しましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

お正月はほとんどの歯科医院が休診となります。

急な歯の痛みなどについては、歯科医師会が運営する「宇治市休日急病診療所」があります。

12月29日〜1月3日に診療を行っており、診療時間は、午前10:00〜11:30、午後13:00〜14:30となります。詳しくは同診療所のホームページをご参照ください:
https://www.kda8020.or.jp/search/detail.php?id=1350

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

国際科学誌『Cancer(キャンサー)』に掲載された東京医科歯科大学のグループの研究です。

歯垢の中にストレプトコッカス アンギノーサス菌がいると、食道がんへのかかりやすさが32.8倍高くなることがわかりました。飲酒習慣の場合が17.1倍であることを考えると、お口の中にこの細菌が棲息することはかなり危険だといえるでしょう。

残念ながら、歯ブラシで除去できる歯垢は約50%でしかありません。

歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間にある歯垢は一般の方にはなかなか除去できないのが実際です。歯科医院で定期的にクリーニングを受けることでほとんどの歯垢を除去することができます。

食道がんはがんの中でも治りにくい(長期生存率が低い)ため、予防が大切です。がん予防のためにも、歯科での定期受診を心がけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

不足するとストレスやうつ病などの原因になると言われる脳内物質が「セロトニン」です。別名「幸せホルモン」と言われるほど、感情や気分に影響を与えます。

このセロトニンは、意識的に増やすことができるとされています。

その主な方法は、

・日光を浴びる

・軽いリズミカルな運動(ウォーキングや自転車こぎなど)

・食べること(咀嚼)

セロトニンの分泌はリズム運動(噛む、歩く、など)を始めて5分程度してからスタートします。徐々に濃度が高まり、そのピークは20〜30分後とされます。その後、2時間ほど分泌が持続します。

つまり、食事の際は、しっかり噛んで、20分以上は時間をかけることがポイントと言えそうです。

やわらかい食べ物ばかりの食事では、このリズム運動が生じません。

歯にトラブルがあるとやわらかい食事に偏りがちですので、しっかり噛めるように、まずは治療しましょう。そして、お肉や野菜などをしっかり摂取することを心がけて、幸せになりましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

英国の医学雑誌『ランセット』7月号によれば、歯周病があると新型コロナによる重症化や死亡リスクが高まることが明らかになったといいます。

研究チームが新型コロナで死亡した人の口の中を調べたところ、大量の歯周病菌がみつかったそうです。歯周病菌が出す「プロテアーゼ」という酵素が、ウイルスの侵入を容易にすることはすでに知られています。

子供はコロナにかかっても重症化しないのは、歯周病になっていないから、という指摘もあります。

コロナ第2波、ともされる今、早めに歯科受診をして歯周病を治しておきましょう。

元の文献はこちらです:

Patel, Jay, and Victoria Sampson. “The role of oral bacteria in COVID-19.” The Lancet Microbe 1.3 (2020): e105.

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

インフルエンザの予防接種の季節となりました。手洗い、マスクはコロナの影響でかなり徹底されていますが、もう1つ、重症化予防に欠かせないのかお口のケアです。

東京歯科大学の奥田名誉教授による研究では、デイケアに通う65歳以上の高齢者に対して、1.週1回の歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループ 2,ご自身でいつも通りに口腔ケア(歯磨き等)をしてもらったグループ、に分けました。

歯科衛生士が口腔ケアを実施したグループでインフルエンザを発症したのは98人中1人(約1%)だったのに対し、ご自身だけのケアのグループは92人中9人(約10%)と、10倍近くの開きがでました。

お口の中にある細菌数が関係しており、高齢者に多い肺炎予防においても口腔ケアが大切だということがあらためて確認された研究でした。

歯磨きで落とせる汚れはおよそ半分程度といわれており、歯科医院で専門的なクリーニングを受けることが大切です。インフルエンザが流行する前に早めのお口のケアを心がけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

歯並びや噛み合わせに問題があると、矯正器具で治療するのが一般的です。しかし、最近では、歯並びやかみ合わせに問題が出てから治療するのではなく、問題が出ないように予防的に行う歯並び治療への関心が高まっています。

いろいろな呼び名がありますが、当院では『プレオルソ』という治療方法を導入しています。

これまでの矯正治療は、治療完了後に後戻りしないように保定装置での治療が必須なっています。これは、後戻り、が起きるからです。この後戻りの原因が、舌や頬の筋肉などが歯を押す力が加わることで、歯がまた動いてしまうことなのです。

プレオルソは、そうならないように、また、歯並びが悪くならないように、予防として行うためのマウスピースのような装置です。

舌や筋肉が健全に発育、成長するためにこの装置を使用します。

「うちの子はいつもお口がポカンと開いている」「口を閉じた時、あごの部分に力が入っているようにみえる」といった場合は、あごの発育に問題があるケースが少なくありません。

当院では、マウスピースを使いながらお口周りの筋力をトレーニングするこの治療方法を行っていますので、お子様の検診も兼ねてご来院ください。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

 

千葉県栄養士会によると、「『食べ物を噛んで、飲み込む』能力は、人が生まれつき持っている能力ではなく、離乳食、幼児食を通して練習によって身に付けられる」とされています。

歯科医の立場からもこの考え方には同意します。

しっかり噛んで、味わって、飲み込む、という一連の流れも、日々の食事によって少しづつ養われていく能力なのです。やわらかい食べ物ばかり食べていると、この発育に問題が起こり、不正な歯並びや、口呼吸、などの原因になっていると考えられています。

■噛むことの意義

食物の消化をしやすくする

食べることの満足感や喜びが得られる

食物に混ざっている異物を発見できる

口腔内の自浄作用がある

顎や口腔組織の正常な発達に役立つ

脳内の血液量の増加、覚醒効果、リラックス効果がある

■咀嚼が不足することの弊害

歯根膜の疾患、不正咬合、むし歯、歯周疾患、口内炎などの原因になります。

栄養的な偏りが生じやすく、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの摂取不足の原因になります。

やわらかいものばかりではなく、色々な食べ物をよく噛んで食べるよう習慣づけるようにしましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

加齢にともない、「噛めない」「食事でむせやすい」「飲み込みにくい」などお口の機能が衰えることを「オーラルフレイル」と呼びます。

東京大学の研究では、このオーラルフレイルがある人は、ない人に比べて要介護になるリスクが2.4倍も高いことがわかっています。しかも、たった4年でそれだけ差が開いてしまうので注意が必要です。

ではその予防策は?

はい、奥歯でしっかり噛むことです。奥歯で噛んだ時にこめかみの筋肉が動いているかが見極めポイントです。

奥歯を失っているとしても、適切な治療によってしっかり噛める状態を取り戻すことは可能な時代です。

いつまでも元気で長生きするためにも、お口の健康にも気をつけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

マスクの着用があたりまえな状況となってきていますが、日本歯科医師会の専務理事によると、「マスクを着用することで話をしたり、口を動かしたりする機会が減ることに加え、口呼吸が増えることも指摘され、だ液の分泌量が減る傾向にあります。すると、口内細菌がたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。口臭が気になることもあります」とマスクの問題点への注意をうながしています。

マスクの着用が避けられない今、できるだけ歯のケアを怠らないように気をつけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

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