中村歯科医院

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寒さが本格的になり、乾燥も気になってくる時期になりましたね。

 

朝起きると口の中が乾燥しているなぁと思う方も少なくないのではないでしょうか?

 

今日は唾液腺のマッサージについてお話ししていこうと思います。

 

唾液腺マッサージとは?

お口の中には、唾液腺と呼ばれる唾液の出やすいポイントがあります。
唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激することを、唾液腺マッサージと言います。

 

唾液腺マッサージにはどんな効果があるのか?

⚫︎唾液が出ることによって、お口の中が潤い、虫歯の予防に繋がります。

 

⚫︎年を重ねると唾液の量が減り、乾燥しやすくなります。そんな方にマッサージをすることで唾液の量を増やすことができます。

 

⚫︎お口が開きにくい方は、周りの筋肉の緊張がほぐれ、開きやすくなります。

 

⚫︎刺激することで唾液が出て、咀嚼や嚥下がしやすくなり、会話もしやすくなります。

 

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人差し指で軽く圧迫するように、やさしく円を描くようにマッサージします

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耳の下からあごの先まで45箇所に分けてマッサージします。

指の腹を使用し、軽く圧迫するようにやさしく行いましょう。

 

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両手の親指の腹で軽く圧迫するように押し上げます。

痛みを感じたり苦しくなりやすいのでやさしく、ゆっくり行いましょう。

 

唾液腺マッサージは唾液の分泌量が少ない、朝や食事前にすることをおすすめします!

ぜひ皆さんも唾液腺マッサージをして、唾液を増やして行きましょう!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

マスク生活が約3年ほど続き、口に関して気にする患者様が増えた印象です。

 

歯のホワイトニングはよく聞くと思いますが、歯茎のホワイトニングご存知ですか?

ガムピーリングといいます。

ガムピーリングとは?

歯茎のメラニン色素を除去することを言います。

 

特殊な薬剤を歯ぐきに塗ることで、歯ぐきの表面が一層はがれてきれいな歯ぐきになっていきます。歯ぐきを健康的なピンク色にする審美治療です。

 

では、どうして歯茎が黒くなるのでしょうか、、?

よく知られている中では、喫煙です。ニコチンやタールなどの有害物質が原因で歯茎が黒ずんでしまいます。

 

その他にもコーヒーやワインなどの食物による着色、紫外線や口呼吸などでも黒ずんでしまう場合があります。

(※被せ物の金属で沈着してしまった黒ずみは薬剤で除去する事ができません)

 

こんな方におすすめです

⚫︎タバコを吸っている方や吸っていた方

⚫︎歯は白いのに口元が明るく見えない方

⚫︎結婚式を控えている方

⚫︎接客業など人に見られる仕事をしてる方

 

治療法

歯ぐきの色素沈着部位に薬剤を塗布していきます。

塗布後35日間は歯ぐきが白くなります。自然と剝がれてくるので無理に剝がさないようにします。

2週間後を目安に状態チェックを行います

 

歯茎がピンク色になることで口元の印象がガラリと変わります!

 

歯だけでなく、口腔内全体に目を向けてみませんか?

 

気になる方は一度でもご相談だけでもご来院ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

 

まだまだマスク生活が続き、息苦しさを感じてる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回はマスクによって引き起こされる口腔内のトラブルについてお話ししていこうと思います。

 

コロナが流行ってから、患者様の悩みで増えた問題が【口臭】です。

 

マスクを長時間着用することで、呼吸がしにくく無意識のうちに口呼吸が多くなり、口腔内が乾燥してしまいます。

 

乾燥すると唾液も減ってしまうため、唾液による口腔内の細菌を減らしたり汚れを洗い流す等の自浄作用も期待できなくなり様々な口腔トラブルのもとになります。

 

口呼吸のデメリットをお話ししていきます。

 

①ウイルスや細菌が侵入しやすくなる🦠

・汚れたままの空気が加温

・加湿されることなく気道を通って肺に直接送られるため、風邪などの感染症にかかりやすくなる

・高齢者では誤嚥性肺炎のリスクも高まる

 

②虫歯や歯周病のリスクが高まる

・口呼吸で唾液量が減ることで細菌や汚れを洗い流す自浄作用も低下し、虫歯や歯周病の菌が増えやすい環境になる

・お口の乾燥により、汚れも着きやすくなり、虫歯や歯周病の原因になるプラークが付着しやすくなる

・菌の増加により口臭もきつくなる

 

③歯並びの悪化や口元のたるみ

・口呼吸が習慣化されると、舌が下がってしまい、お口の中の舌と頬とのバランスが崩れて歯並びが悪化する

・お口が開いたままの状態が続くと口周りの筋肉が緩み、たるみやいびきの原因になる

 

今皆さんは口呼吸になっていないでしょうか?

密になっていない場所ではマスクを外し、身体にしっかりと酸素を送るようにしましょう!

 

日々の生活で是非鼻呼吸を意識して見てください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

前回プレオルソについてお話をさせていただきました。

 

今回はプレオルソと相性の良い体操をお伝えいたします。

 

ただプレオルソをつけているだけではなく、一緒に体操を行う事で効果的に歯並びが改善されます。

 

①あいうべ体操

「あ」「い」「う」「べ」の口で舌を鍛えて
口呼吸を鼻呼吸に改善していく口の体操です

 

口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。
そのため、「あいうべ体操」をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、症状が改善していくことがあります。
呼吸は生まれてから死ぬまで一時も休むことなくしなければなりません。
一日の呼吸回数は何と2万回。
それを鼻からする鼻呼吸なのか、口からする口呼吸なのかで驚くほどあなたの体が変わっていきます。

下記の画像にやり方が載っております。

 

②舌の体操

普段の舌の位置ですが、舌の先が上の前歯のすぐ後ろの歯ぐきにつくのが正しいです。ここをスポットポジションといいます。
前歯に舌が触れてはいけません

 

ここの位置に舌先をおくのに舌が丸まった感じや、頑張らないと舌が上がらない人は舌を上げる力が弱かったり、普段の舌の位置がスポットポジションより前にあって歯を押していると考えられます。食べ物や水を飲み込む時はもちろん、唾液を飲み込むたびに1日千回以上も舌が前歯を押すことになるのでだんだん前歯が出てきたりなどの影響があります。

 

③タンタタン

舌先をスポットポジションにつけ、その後舌全体を上顎に吸い上げます。タンッと音がするようにはなします。

これらの体操を一緒に行う事で、プレオルソの効果がより発揮されます。

 

始めてみようと思った方はぜひ、体操も一緒にやってみてください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

小児の矯正の一種にプレオルソというマウスピース式矯正があります。

 

プレオルソとは小児4歳から9歳が対象です。歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで「間接的に歯並びを改善」していくことです。つまり、口周りの筋肉のバランスが悪ければ歯並びは悪くなり、バランスが良ければ理想の位置に自然と並んでいくのです。

 

マウスピース式のため、他の矯正よりも痛みや違和感が少なく食事の際に取り外しすることができます。

そのため虫歯のリスクを抑えることができるのです。

 

プレオルソの利点

1. 子供が一番嫌がる堅いレジン(プラスチックの様なもの)でなくポリウレタン製の柔らかい素材で出来ており、装着感が非常に良いので装置を嫌がらずに使うことができます。

 

2. 子供にとって歯型をとる(粘土みたいなものをお口の中に入れる)ことは非常に高いハードルです。プレオルソのために開発したこの装置は既製品ですので歯型を取る必要がありません。

 

3. 従来の矯正装置は調整が非常に煩雑で嫌なニオイがしましたが、この装置は熱加塑性(熱を加えることで自由に調整できる)素材で出来ており、お湯を使った簡単な調整をする事により顎を広げたり個々の口腔内に合わせることが出来ます。

 

通常の矯正よりも低価格で行うことが出来るため、お子様の歯並びが気になる方は是非一度ご来院ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

皆さんこんにちは!

グッと冷え込み、先週は雪も降りましたね。

 

今月はプレオルソについてお話ししていこうと思います。

 

プレオルソとは小児向けのマウスピース矯正です。

1.小児の矯正について

2.プレオルソとは?

3.プレオルソと効果的な体操

4.プレオルソの治療の流れ

5.プレオルソQ &A

こちらの五本立てでご紹介していきます。

 

今日は小児の矯正についてお話ししていきます。

 

矯正には第一期矯正、第二期矯正があり、小児は第一期矯正(6歳〜12歳)を指します。

 

この年齢は乳歯から永久歯に生え変わる時期で、この時期に歯並びを治すことはたくさんのメリットが得られるのです。

 

あごの成長を利用しながら、上下のあごのバランスを整えたり、将来的に歯が並ぶスペースを確保するためにあごを拡げたりします。

 

また、歯並びの問題は指しゃぶりや口呼吸などのクセを持っていることでもなりやすく、早期の矯正はこれらのクセを直すことにも繋がります。

 

12歳〜13歳以降に行う矯正を第二期矯正といい、皆さんがイメージする大人の矯正になります。

 

第一期で治り切らなかった場合、引き続き第二期矯正に移行することもございます。

 

大人の治療でも歯や歯周組織が健康であれば年齢を問わず治療は可能ですが、年数が重なっているほど歯に蓄積されている問題は多く、その問題を取り除いて歯の健康を整えてから矯正治療を行なうため治療期間が通常よりも長引いてしまいます。子供の時に発覚した歯の問題は、子供の時に解決しておくことで、成人してから歯を失うリスクを減らせるのです。

 

いかがでしょうか?

子供の頃から矯正をやった方がいいと言うのは、皆さん何となく頭にあったかと思います。

 

今回はその点について詳しくお話しさせていただきました。

 

次回からプレオルソという矯正方法に着目してお話ししていきますので、楽しみにお待ちください!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

 

今回のブログで歯周病monthは終了です!

 

最後にうってつけの、歯周病にならないために皆様に日頃気をつけて欲しいことをお伝えしていこうと思います!

 

皆さんは日頃してる歯磨き、どれだけ意識してますか?

糸ようじや歯間ブラシなどを使って丁寧に掃除する方もいれば、30秒ほどでパパッと終わってしまう方もいらっしゃるかと思います。

 

歯周病は身近な病気ですが、歯ブラシと糸ようじや歯間ブラシの補助用具だけで防ぐことができる病気なのです。

歯周病にならないよう皆様にしていただきたいこと

 

①規則正しい生活

歯周病も生活習慣病の一つです。ご飯を食べる時間や間食の時間がバラバラだったり、歯を磨かずに寝てしまったりすると進行がどんどん進みます。

規則正しい生活を送りましょう!

 

②正常な歯茎を知る

普段見慣れている歯茎が正常かどうか分かりますか?

大半の方は見分けがつくのが難しいと思います。ぜひ歯医者さんに行って正しい歯茎を知りましょう!

特徴はサーモンピンク色をして、固く引きしまっており、歯と歯の間はとんがっています。また通常のブラッシングを行っていれば、出血は見られません。

 

③正しい歯磨きのやり方で磨く

歯周病を予防するにはあなた自身の歯のお手入れ(プラークコントロール)が何よりも大切です。正しいブラッシングを身に付けてプラークを確実に落とすようにしましょう。また糸ようじや歯間ブラシを併せて使うことも有効です。ブラッシング方法については、歯科医師・歯科衛生士からアドバイスをもらいましょう。

 

④かかりつけ医を見つける

歯周病予防で一番大切なのはご自身の歯磨きですが、次に大切なのは定期検診です。

日頃の歯磨きで全ての汚れを落とせるわけではありません。細かいところや届かないところはプロが行うケアで歯は健康に保たれます。

 

簡単なことではありますが、面倒なことでもあります。この面倒をどれだけかけれるかで将来の食事の楽しみや話すことの楽しみがぐんと変わります。

 

いかがだったでしょうか?

歯周病について詳しく理解することができたと思います。

わからないことがあれば気軽にご来院ください!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

前回のブログでは歯周病進行度によっての治療法(治療の流れ)についてお話しさせていただきました。

 

今回は歯周病重度で出てきた外科処置(外科的手術)についてお話ししていきます!

 

歯周病の外科的手術には大きく分けて2種類あります。

①フラップ手術

②歯周組織再生療法

です。

 

では、一つずつ解説していきます。

 

①フラップ手術

フラップ手術とは、歯茎を開いて歯の根の先まで目で見える状態にしてて細菌や歯石など歯周病の原因となる汚れを徹底的に除去する手術です。

 

そうすることにより、歯ぐきが歯根面に再付着し、歯周ポケットが浅くなります。


ただ、部位によっては治療後に歯ぐきが下がって歯が長く見えるというリスクもあるため、必ず歯科医師と十分に相談した上で手術を行うことをオススメします。

 

治療の流れ

部分麻酔歯茎の切開歯の根に付着した細菌や歯石の除去縫合

 

②歯周組織再生療法

歯を支える骨が溶けてしまうと、フラップ手術をしたとしても骨は再生されません。

骨を再生させる手術が歯周組織再生療法と言います。

 

代表的なものはGTR法、リグロスやエムドゲイン、骨移植です。

患者様によって適用があるため、歯科医師と十分に相談した上で治療法を決めることをおすすめします。

医療も少しずつ進歩していき、今では骨を再生させることが可能になりました。

 

しかし、身体への負担はどうしてもかかってしまうため歯周病を放置せず、歯科医院に通いましょう!

 

次回が最後になります。

歯周病にならないためのお話をしていきます!

お楽しみに。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

皆さんこんにちは!

前回のブログで歯周病についてご理解いただけたでしょうか?

 

本日は歯周病の進行によっての治療法について詳しくお話ししていこうと思います。

 

歯周病 軽度

歯周ポケット検査をし、歯と歯茎の深さを測ります。その際にプローブ(深さを測る器具)で歯茎の中に歯石がないかも確認します。

その後、超音波スケーラーや手用スケーラーを用いて歯茎の上の歯石を除去します。

2週間以降に再度歯周ポケット検査をして、異常がなければ定期検診へと移ります。

 

歯周病 中等度

上記同様、歯周ポケット検査をし、歯茎の上の歯石取りをして歯周ポケット検査をします。

この段階でまだ歯茎の中に歯石があった場合、再度超音波スケーラーと手用スケーラーを用いて、歯茎の中の歯石取りをします。

3回目の歯周ポケット検査をして、異常がなければ定期検診へ移ります。

 

歯周病 重度

上記に加え、外科処置または再度歯茎の中の歯石とりをします。治療内容によっては何度か通院していただきます。

再検査をし問題がなければ定期検診に移ります。

 

このように歯周病は進行度合いによって、治療の回数と内容が変わります。

 

軽度であれば通院は最短で2回で終わりますが、重度になってしまうと何度も通院してもらう可能性があります。

 

次回は歯周病 重度の治療法で出てきた外科処置についてお話ししていこうと思いますので、楽しみにお待ちください!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

以前も歯周病のお話をしましたが、大事なことなので再度お話ししていこうと思います!

 

皆さん、歯周病といえばどんな病気だと思いますか?

 

「歯がなくなってしまう」

「歯茎が下がってしまう」

こんな印象をもっていませんか?

 

どちらも正しいのですが、なぜそうなってしまうかを理解することが何よりも大切です。

 

歯周病とは歯垢(プラーク)中の歯周病原細菌によって引き起こされる感染性炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきに炎症(歯肉炎)が起こり、さらに進行すると歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。

 

歯周病が軽度の場合歯磨きをすると、歯茎が赤く腫れ上がり出血します。歯が浮く感じや歯ぐきがむずむずする感覚があります。

 

歯周病中等度になると、骨が溶ける量が増え、歯茎が下がります。膿が出る場合もあり、歯の揺れによりものが噛みにくくなります。

 

歯周病重度になると、骨が更に溶けて歯を支える骨が1/3以下になります。

歯の揺れにより噛むことができず、膿が出て口臭も強くなります。

 

歯周病は、病気が進行すると歯が抜けてしまい、食生活や社会生活に影響を及ぼします。日本では、5564歳で歯周病の有病者率が82.5%と、他の病気に比べ高率を示しています。歯の喪失状況も60歳代で14本の歯を失い、80歳代で約半数の人がすべての歯をなくしています。その原因の約9割はむし歯と歯周病で占めているのです。

 

歯磨きするときに血が出てる方は要注意です!

歯科受診をおすすめします。

 

次回は歯周病の進行度によっての治療法をお伝えします!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

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