中村歯科医院

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むし歯予防のカギとなるのがフッ素です。おそらく、なんとなくフッ素は虫歯予防にいい、というイメージはお持ちかもしれません。

最近は、フッ素入歯磨き粉の使用とともに、歯磨きした後にお口をゆすぎ過ぎないことが大切だと言われています。予防歯科先進国とされるスウェーデンの研究がその根拠なのですが、歯磨きした後のお口の中のフッ素濃度を測定したところ、ゆすぎ回数0回の場合は25.8 ppmだったのに対し、4回ゆすぐと1.9ppmまで濃度が低下してしまう、というものです。

正しい歯磨き方法と合わせて、正しいお口のゆすぎ方も当院では歯科衛生士が指導しています。大切な歯を一生残せるよう、正しいケアを心がけてくださいね。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

何歳になっても元気で若々しくありたい、という方は「フレイル(虚弱)」という言葉に注目です。

若いうちは何を食べても太らなかったのが、中高年になると太りやすくなることもあり、食べ過ぎや肥満はよくないこと、とされています。

ところが、高齢になるにつれて、逆に栄養が不足しがちとなり、気がつけば筋肉(特に足腰)がやせ衰え、転倒などをきっかけに入院⇒寝たきり、となることが懸念されはじめています。このように高齢になって体が虚弱になることを「フレイル」とよびます。

歯科とは一見関係なさそうですが、歯科でも「オーラル(お口の)フレイル」という言葉が存在しています。年齢とともに、歯の本数が減り、しっかり噛まないと飲み込めない食べ物(お肉や野菜など栄養価の高い食べ物)が食べにくくなり、噛まなくても食べられるもの(お粥、やわらかいパン、麺類など)中心の食生活となった結果、噛んだり飲み込んだりするための筋肉が衰えてしまう、ということを言います。

原因のほとんどは、むし歯治療の繰り返しや歯周病によって歯を失うことです。歯を失った時はそのまま放置せず、噛めるようにするための治療を必ず受けるよう心がけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

最近、アルツハイマー型認知症の原因ではないか、という研究報告が相次いでいます。以前にご紹介したのはアメリカからの報告でしたが、今度は九州大学の研究グループです。

歯周病原因菌であるジンジバリス菌(Pg菌)が、アルツハイマー型認知症の特異的な脳内病態であるAβ老人斑を産生していることが突き止められました。

もちろん、歯周病菌をゼロにすればアルツハイマー型認知症にはならない、とまで言い切れるものではまだありません。

しかし、歯周病を放置しておいて体に良いわけがありません。

歯周病は、歯石が原因となって引き起こされる病気ですので、歯科医院で定期的にクリーニングを受診し、歯石が着かないように心がけることで歯周病は予防が可能です。
また、歯周病がある程度進行した場合であっても、歯周病専門医の在籍する医院であれば、減った骨を再生できる可能性もあります。

いつまでも元気で長生きするためにも、定期的な受診を心がけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

東北大学の研究グループによると、入れ歯を使用している高齢者のうち、毎日入れ歯を洗浄液に浸したり、ブラシで磨いたりのお手入れをしているグループと、毎日はお手入れしていないグループでは、肺炎にかかるリスクが1.58倍(75歳以上)も違うことがわかりました。

入れ歯のお手入れが不十分だと、細菌などが増殖し、だ液や食物と一緒に気管から肺に入ってしまいやすくなることが原因です。

誰でも、年齢とともに食べ物を飲み込む能力が衰えていきますが、特に入れ歯の場合は、しっかりと力をかけて噛むことが難しいため、口の周りの筋力も弱りやすくなります。

普段の入れ歯のお手入れとともに、しっかりとフィットした入れ歯を使うことで、筋力が衰えないよう心がけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

むし歯は無いはずなのに、冷たい飲み物等で歯がしみる経験ありませんか?

歯にはとても硬いコーティングのような「エナメル質」でおおわれた部分と、歯と歯肉の境目で色がやや濃い部分の象牙質があります。

知覚過敏は、歯ぐきが下がることで、この象牙質がむき出しになることで起こります。象牙質には象牙細管とよばれる細かい穴があり、冷たい飲み物などの刺激がここから神経に伝わります。極めて硬いエナメル質と違い、象牙質はやわらかいため、歯ブラシによっても徐々に削れていってしまいます。特に、市販の歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多く、象牙質へのダメージが進みやすくなります。

知覚過敏は、軽度であれば薬品などにより覆うことで症状を和らげることも可能ですが、進行すると神経が露出する場合もあるため、早めに歯科医師による診断を受けることが大切です。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

「できることなら、むし歯治療はこれで最後にしたい」

これは、むし歯治療経験者に共通の思いかもしれません。

最初は小さな詰め物で済んでいたのに、やがては銀歯になったり、神経を取ったりと、同じ歯に対してむし歯治療を繰り返す度に処置も大がかりになっていきます。

むし歯が再発する原因ですが、人工物である詰め物やかぶせものと、もともとの歯の間にはどうしても隙間ができてしまいます。この隙間からむし歯菌が侵入し、内部でむし歯が再発してしまうのです。

現在の保険診療で使用できる詰め物やかぶせ物の場合、質の高い材料は使えず、歯科技工でも時間をかけた作成ができないなど様々な制約があります。また、銀歯はお口の中で徐々に溶け出していくという問題もあります。

これらの保険診療の問題を解決するには、セラミックやゴールドなどの材料を使うことや、歯科技工の過程でも拡大鏡などの道具を使って時間をかける(2〜3倍の時間)ことで、隙間を極限までゼロに近づけることができます。

一度削った歯は、二度と再生することはありません。むし歯治療の際には、保険外の治療選択肢もご検討してみてください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

最近はよく「妊活」(妊娠活動の略)という言葉を耳にするようになりました。

せっかく、時間やお金をかけて妊活をスタートする前に、お願いがあります。

歯周病にかかったまま妊娠すると「早産あるいは⼦宮内胎児発育不全による低出⽣体重児出産の危険が⾼いという報告がある」ということが、⽇本産科婦⼈科学会・⽇本産婦⼈科医会の「産婦⼈科診療ガイドライン 産科編2014」にも記載されています。

歯周病学会専門医が在籍する医院では、精密な検査を行っていますし、また、根本的に原因物質を取り除く処置なども行っています。歯科衛生士によるクリーニングも、歯周病学会認定衛生士がいる医院であれば、よりレベルの高い処置を行っている目安となるでしょう。

日本歯周病学会のホームページでは、お近くの専門医を簡単に検索できるようになっています。

元気な赤ちゃんが産まれるためにも、定期的な受診をこころがけましょう。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

日本歯科医師会が開催したシンポジウムで講演したホリエモンが、歯科検診を定期的に受けることの大切さをよびかけました。

最近は優れた電動歯ブラシも発売されているが、「どんなに優秀な歯ブラシでもそれだけではダメ!歯医者での定期検診は必要!ドルツ(※電動歯ブラシ)もCMの最後でいいから、『最低でも半年に一度は歯科検診に行きましょう』という告知もいれてほしいですね」と語ったそうです。

テレビCMを見ていると、この歯磨き粉さえ使えば、健康な歯と歯ぐきを手に入れることができると錯覚させるものがほとんどです。ところが、歯磨きだけで全ての歯垢は取り切れませんし、歯周病を引き起こす元凶となる歯石は歯磨きでの除去は不可能です。

特に、歯周病は自覚症状がほとんどないため、定期的な検診と専門的なクリーニングが欠かせません。電動歯ブラシや歯磨き粉を過信せず、定期検診の受診をこころがけましょう。

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

テレビでもおなじみの若林健史先生(日本歯周病学会専門医・指導医)が、医療機器メーカーと行った調査によると、男性よりも女性の方が口臭が基準値を超えている割合が高いことがわかりました。
●基準値を超えた人の割合
男性の若年層(20〜39歳)7.4%
男性の中高齢者(40〜69歳)9.3%
女性の若年層(20〜39歳)11.5%
女性の中高齢者(40〜69歳)24.1%

 

口臭には、一時的なものと病的なものの2種類があります。そして、歯周病が病的な口臭の原因となります。

当院院長も講演会等を通じて若林先生とは懇意にさせていただいていますが、先生によると、女性ホルモンバランスの影響により、女性の方が歯周病にかかりやすいことが関係しているのではないか、とのことです。
注意が必要なのは、歯周病を原因とする口臭は、歯磨きだけでは絶対に治らない、ということです。歯科医院で専用の器具を使ったクリーニングや、適切な治療無しには歯周病は治りません。
口臭はどれだけ強くても自分では気づかないものです。

定期的な検診や歯のクリーニング受診をこころがけましょう。

宇治市 中村歯科医院 院長 歯周病学会専門医  中村航也

当院では、出産経験のある副院長が中心となって、妊婦の方向けの「マタニティ歯科」を実施しています。

前回お伝えしたように、妊娠中に歯周病があると、早産や低体重児のリスクが高まります。また、いったん出産すると毎日が忙しくなり、歯のことを意識する余裕がなくなり、気がつくとむし歯や歯周病が悪化していた、というケースも少なくありません。

生まれてくる赤ちゃんのむし歯リスクは、お母さん、お父さんとも関連があり、様々な予防方法があります。

「妊娠中に気をつけること」「出産後に気をつけること」などを、お母さんの状態に応じてアドバイスしていますので、お気軽にご相談ください。

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