中村歯科医院

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明けましておめでとう御座います。

 

昨年は格別なご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 

本年も一層のサービス向上を目指し、従業員一同誠心誠意励んで参ります。
皆様のご健勝と貴社のご清栄をお祈り申し上げますとともに、本年も旧年と変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

 

さて、今月は歯周病についてブログを書いていこうと思います!

 

以前にも歯周病についてお話してきましたが、再度分かりやすいように順序に沿ってブログを書いていこうと思います。

 

1/9 歯周病はどんな病気?

 

1/16 歯周病の進行によっての治療法

 

1/23 歯周病の外科的手術とは

 

1/30 歯周病にならないために

 

これらに沿ってお話ししていきます。

 

お口の中で一番身近な病気であり、進行に気付きにくい病気でもあります。

 

私たちの医院では特に歯周病に力を入れており、歯周病専門医をはじめ、歯周病認定衛生士も在籍しております。

 

分からない事があれば、相談だけでも気軽にご来院ください!

 

では歯周病monthお楽しみください!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

歯がなくなってしまった時に提案される一つに入れ歯が入ってくると思います。

 

入れ歯を作ると食べ物を食べやすくなります。今まで歯がなくて噛めなかったものも噛むことができるようになって食の楽しみを実感できます。

 

そんな入れ歯に噛みにくいものがあると知っていますか??

 

①粘着性のあるもの

餅やガム・グミなど粘度が高いものは入れ歯では食べにくいです。これは粘度が高いので入れ歯が食べ物にくっついてしまうからです。

部分入れ歯でも総入れ歯でも安定するためにさまざまな工夫がされていますが、取り外しができる程度の安定性なので外れやすいという一面も持っています。

 

②硬いもの

せんべいを始めとする硬いものも食べにくいです。これは粘膜や支えている歯に負担をかけることで痛みが出ることがあるからです。入れ歯に使われる人工の歯は削れやすくできています。この人工の歯が削れてしまうと入れ歯が粘膜に触れることが多くなるのです。

粘膜に触れることが多くなると慢性的に刺激が加わることで褥瘡や口内炎が発生することがあります。

 

③噛み切らなければならないもの

噛み切るものとして有名なのは焼肉です。大きめのお肉だと嚙み切りますが入れ歯は噛む力は強いですが横からの力(噛み切る力)は弱いことが多いです。

それに頻繁に入れ歯の噛み合わせを始めとする調整をしなければいけません。

 

いかがでしょうか?

入れ歯を入れたらなんでも噛めるという訳ではないのです。

 

歯が抜けてしまった時に、ご自身のライフスタイルをしっかり考えた上で入れ歯、ブリッジ、インプラントを検討して見てはいかがでしょう。

 

是非一度ご相談ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、PMTCという言葉をご存知でしょうか?

 

PMTCとは【プロによる機械的歯面清掃】のことをいいます。

 

P→プロフェッショナル(歯科医師、歯科衛生士)

M→メカニカル(機械的)

T→トゥース(歯)

C→クリーニング(清掃)

を略したものです。

 

PMTCではどんなクリーニングをするのかお話ししていきます!

 

①歯面に付着している汚れを落とす

歯石がついている場合は、機械や手用の器具を使って歯石を除去します。その後歯科専用の電動歯ブラシのようなもので、歯面にこびりついている汚れを落とします。

こうすることにより、お口の中で繁殖している細菌が作る、「バイオフィルム」を剥がすことができます。

 

②歯間部の汚れを落とす

フロスや歯間ブラシを使って汚れを落とします。

歯並びや口腔内の状況によってフロスか歯間ブラシを選択します。

大人になると歯面より歯と歯の間からの虫歯が出来やすくなります。

また、歯の間に汚れが残っていると歯周病菌も繁殖しますので、虫歯だけではなく歯周病にも罹患してしまう可能性が高くなるのです。

 

フッ素を塗る

歯科医院では、9,000ppmという高濃度のフッ素を塗ることができます。

 

普段の歯磨きで低濃度のフッ素を歯面に取り入れ、定期的にPMTCを受けた時に高濃度のフッ素を取り入れることで、より沢山のフッ素を取り込むことができ、歯面の強化に繋がります。白濁(はくだく)と言って「穴は開いていないけれど虫歯になりかけている部分」は、このフッ素塗布を続けることにより、虫歯を進行させずに済むこともあります。

 

これらの流れをPMTCといいます。

 

定期的に行うことにより、歯面がツルツルになり虫歯や歯周病の予防につながります。

そしてフッ素は歯そのものを強くしてくれるため、虫歯に溶けにくい歯にしてくれます。

 

お子様だけでなく、大人の方にもフッ素は大変おすすめです。

 

気になる方は是非一度ご来院ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

皆さんはこれまで抜歯の経験はありますか?

 

虫歯や歯周病、外的要因によって歯がなくなってしまった方は少なくありません。

 

今回は歯がなくなると記憶力が低下するお話をしていこうと思います。

 

年齢を重ねると、自然と記憶力も悪くなるものですよね。

 

実は、記憶力の低下は、加齢のせいだけではないことがわかってきました。

5580歳の人を対象にした実験で、歯の本数と昔の記憶との相関関係を調べました。

その結果、天然歯が多い人は、歯を失ってしまった人より、過去の記憶力や認識力、情報を記憶する能力が勝っているという事が分かったそうです。

 

でも、どうして天然歯が少ないと、記憶力など脳の機能が低下してしまうのでしょうか?

それは、天然歯を人工歯にすると、歯の感覚が落ち、脳への信号も減ってしまうからなのです。

 

また、天然歯の方が、人工歯より噛む力が大きいので、脳への血流が増え、広範囲にわたって脳の活動が活発になるのです。

 

さらに、歯を失うことで、食生活が変わることがあります。

すると、脳の活動に必要な栄養素が十分に摂取できず、記憶力が低下するのではないかとも言われています。

自分の歯でしっかり噛んで食べるという事が、脳の活性化を促す事になります。

歯を失うことで認知症患者が増えているという研究もあります。

 

現代の医療は日々進歩していますが、歯は2度と生えてきません。

皆さんの口の中を守れるのは、歯科医師歯科衛生士の力だけでは難しいのです。

 

日頃のセルフケアが歯を残していく重要な鍵になるので、是非正しい磨き方でお掃除しませんか?

 

皆様のご来院お待ちしております。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

皆さんが何気なく習慣化している歯磨きはいつから始まったかご存知でしょうか?

 

今日は豆知識をお話ししていきます!

 

歯を磨くという習慣は、インドが始まりなんです。最初に歯磨きを提唱したのはお釈迦様。

 

修行の最中に、弟子の口がとても臭いことが気になったお釈迦様が、戒律のひとつとして、口の中をきれいにすることを弟子に指導したのです。

その後、歯磨きが日本に伝わったのは仏教伝来の時と言われています。初めは僧侶の間で習慣とされていましたが、江戸時代から庶民も歯を磨くようになったと言われています。

 

では、昔の人は何で歯を磨いていたと思いますか?

僧侶が磨いていた頃は、歯木(しぼく)といって、柳の小枝の一端を嚙んで房状にしたもので、歯を磨いていました。

 

明治5年ごろに今現在のような歯ブラシができたと言われています。

歯磨き粉がなかった時代は塩を使って指で歯を磨いていたそうです。江戸時代になってからは、房州砂(ぼうしゅうずな:粘土の細かい粒)に香料を混ぜて作られていました。

 

最初は砂のようなものが歯磨き粉だったとは驚きですね!

 

1911年にチューブの歯磨き粉ができたと言われています。

歯磨き粉の由来は昔粉のような砂を使っていたというところから来ているそうです。

 

いかがだったでしょうか?

何気なく使っているものの歴史を知るのも面白いですよね。

 

今後も歯にまつわるブログを更新していきますので、よろしくお願いします。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

 

今日は「パタカラ体操」についてお話ししていきます。

パタカラ体操とは、お口の代表的な体操の一つで、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための、発音による訓練方法になります。

 

この体操は歳を重ねると共に、お口の筋肉や舌の動きが弱まるため、嚥下機能(飲み込む力)が低下し、食べ物を誤嚥してしまうことがありそれを予防する目的があります。

 

パタカラ体操には、次のような効果が期待できます。

①噛む力、飲み込む力の維持・向上

②だ液の分泌の促進

③発音がハッキリする

④入れ歯が安定する

⑤表情豊かになる

⑥口呼吸ではなく、鼻呼吸に戻すことで口腔乾燥を防ぐ

⑦いびきや歯ぎしりの改善

 

パ・タ・カ・ラの音には、それぞれの音を発音するのに使う筋肉があります

大きくハッキリ発音していきましょう!

 

・「パ」は口を閉じる力

食べ物を口からこぼさないよう、唇を閉めるために働く筋肉を使います。

唇をしっかり閉じてから発音しましょう。

・「タ」は押しつぶす力

食べ物を押しつぶして飲み込むときに働く筋肉を使います。

舌を上あごにくっつけて発音しましょう。

・「カ」は誤嚥せずに飲み込む力

食べ物を飲み込むときに誤って気管に入らないよう。

のどの奥を閉じるために働く筋肉を使います。

のどの奥を閉じて発音しましょう。

・「ラ」はまとめる(丸める)力

食べ物を飲み込みやすくまとめるときに働く筋肉を使います。

舌を丸めて、舌の先を上あごの前歯の裏につけて発音しましょう。

 

やり方

1、単音の発音

「パ」「タ」「カ」「ラ」のように1音ずつ発音する。

2、連続の発音

「パパパ……」「タタタ……」「パタカラ、パタカラ……」のように

連続して発音する。

 

パタカラ体操は、お食事の前に行うのが効果的です。

続けることで食べ物が飲み込みやすくなったり、

ムセが減ったりという効果が得られます。

 将来ご自身の歯でお食事していただけるよう、クリーニングもしっかりしましょう!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

みなさんは酸蝕症(さんしょくしょう)をご存知ですか?

 

酸蝕症とは

酸性度の強い食べ物や飲み物によって歯が溶けてしまう病気です

軽度のものまで入れると4人に1人が酸蝕症になっていると言われています。

 

歯の表面のエナメル質が溶けて、その下の象牙質が露出してしまうので冷たいものがしみたり、歯が透けて見えるようになってしまうのです。

 

学生の方は部活などでスポーツドリンクを日常的に飲むと思います。

このスポーツドリンクの主な成分のうちの

アミノ酸・クエン酸は疲労回復などに効果があり運動をしたときに、体にはとても良い役割をしてくれます。

 

しかしこのアミノ酸・クエン酸は歯にとってはあまり良いものではありません。

 

アミノ酸・クエン酸などの酸によって歯が溶かされ酸蝕症になってしまう可能性がありますからです。

 

歯の表面のエナメル質が溶かされるのは、

pH5.5といわれています。

スポーツドリンクはpH3.5くらいなので

酸性度が高い飲み物になります。

お口の中が、常に酸性に傾いていると虫歯にもなりやすいと言われています。

 

その他にも炭酸飲料や栄養ドリンク、チューハイやワインなどは酸性度が、かなり高い飲み物になるので注意が必要です。

 

対策としては、

酸性度の強い飲み物をちょっとずつ長い時間をかけて飲まないことです。

酸が歯に長く触れることになってしまうので、

酸蝕症のリスクを高めてしまいます

運動をしている時は、スポーツドリンクを飲んだ後に水をひと口飲み、お口の中を中性に戻すことを目的としています。

 

歯は酸にとても弱いので、

酸性のものを摂取する場合は注意が必要になります!

歯を強くするために、

フッ素配合の歯磨き粉を使用することもお勧めです。

是非気軽にご相談ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

まだまだ暑い日々が続きますが、皆様体調は大丈夫ですか?

 

健康管理のためにクーラーを使用してる方も多いと思います。

クーラーで喉をやられてしまったと言う経験ありませんか?それは口から呼吸をしてしまっているからです。今回は患者様から頂いた質問に答えていきます!

Q.口呼吸は治した方が良いですか?治す方法はありますか。

 

A.口呼吸は様々な症状を引き起こす可能性がありますので

早い段階で治すことをおすすめします。

まずは口呼吸になる原因を解消するのが重要ですので、鼻詰まりが原因という方は耳鼻科を受診することをおすすめします。

 

口呼吸で起きること

①むし歯や歯周病の進行、口臭

 

唾液には重要な役割がいくつかあります。

口呼吸を続けることで口の中が乾燥し、唾液が減ることによってむし歯や歯周病へのリスクが高くなります。

そして口の中の細菌が増殖することで口臭がつよくなります。

 

②歯並びの悪化

 

舌には本来上顎についてる状態です。

口呼吸をしていると舌の筋肉が弱くなってしまい、正しい位置にキープをすることができないために前歯が出てきてしまう(出っ歯)など歯並びに影響します。

 

③アレルギーなど、病気になりやすい

 

鼻呼吸であれば鼻の粘膜や鼻毛、繊毛などにより

細菌の侵入を防いでくれます。

常に口呼吸でいることで細菌、ウイルスなどが直接体内に入ってしまうので風邪や扁桃炎を起こしやすくなります。

特にお子様には鼻呼吸に慣れてもらうことをお勧めします。

こんな状態に心当たりはないですか。

 

・よく口がポカンと開いている

・喉が乾きやすい

・鼻が詰まっている

・クチャクチャ音を立てて食事をしている

・いびきをかく

 

もし該当するものがあれば口呼吸をしている可能性があります。

口呼吸の改善には大人であれば寝ている間にお口に専用のテープを貼り、お子様であればあいうべ体操がオススメです。

 

お口は全ての入り口です。良いものをたくさん取り入れれるように、お口の健康を守っていきましょう!

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

緑茶には殺菌効果や抗炎症作用があると聞いたことはありませんか?

 

今回緑茶と歯にはどんな関係性があるのかをお伝えします!

患者様からの質問で

「緑茶は、歯周病にいいのですか?」
と言う質問を頂きました。
答えは⭕️です。

緑茶の中には、抗炎症作用がある「カテキン」が含まれているので
歯周病予防に有効だと言われています。

 

また、歯周病の原因となっている歯垢は、セルフケアだけでは完全に綺麗にすることが難しく
定期的に歯科医院によるメンテナンスをすることで清潔に保つことができます。
さらに、日常でも食後に緑茶を飲んだり、緑茶でうがいをすることで緑茶に含まれるポリフェノールが歯垢の付着をある程度防ぐ効果もあるので、虫歯予防に効果的です!


また、緑茶に含まれるフラボノイドは、口臭対策に有効です。

今の時期マスクをつけることが多くなり、口臭が気になってる方にはおススメです!

 

関連して「では、烏龍茶はどうでしょうか?」
実は、最近の研究では、むし歯予防には烏龍茶の方が効果的という結果も出ています。


甘いものを食べると良くむし歯になると言われますが、
これは、甘い糖分とむし歯がくっつくことで、グルカンが生成されます。
このグルカンがむし歯を引き起こす成分になります。
大阪大学歯学部らが調べたところ、烏龍茶は、緑茶に比べ、
6倍もグルカンを減らすことが明らかになりました。

 

よく、食後にお茶でぶくぶくする大人をマナー違反という方もいますが、
日本の伝統的な緑茶も、中国4000年の歴史の烏龍茶も、先人の知恵が詰まっているんですね。

 

是非みなさんも虫歯にならないための予防をしてみませんか?

お気軽にご相談ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

歯を無くしてしまうと、手段の一つにインプラントがあります。

 

インプラントが入っていると、フッ素入りの歯磨き粉を使っては行けないと言われた事はございませんか?

 

今回はフッ素とインプラントの関係性についてお話します!


フッ素は、インプラントの材料であるチタンの物理的性質劣化、表面の粗造感と歯垢付着量増加、それに伴うインプラント周囲炎の増加のリスクが上がると言われていました。

 

それによって、一時期フッ素はインプラントに使用してはいけないとされてきました。

ですが、この研究結果は実際に人の口の中で行った研究ではないものと分かりました。

この研究の全てが間違ってくる訳ではありません。高濃度・低PHのフッ素(9000ppm)はチタンを腐蝕させるリスクはありますが、市販の歯磨き粉のフッ素配合の上限は1500ppmです。

 

お口の中には唾液があるため、濃度はさらに下がると言われています。

 

PHに関しても市販の歯磨き粉に配合されるフッ素はPH7前後で中性です。


平成27年、日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会が、「フッ化物配合歯磨剤の利用はチタン製歯科材料使用者にも推奨すべきである」という見解をだしました。


インプラントが日本以上に広く普及している欧米では水道水へのフッ素添加が一般的ですが、水道水のフッ素添加がインプラントの材質劣化を促進しているということは報告されていません。

これらの事から、インプラント装着後もフッ素入り歯磨き粉を使って問題ないと言えるでしょう。

 

しかし、歯科医院で使用するフッ素は高濃度であるため、インプラントには使用できません。

歯磨き粉を選ぶポイントとして、粒々が入っていない歯磨き粉がおススメです!

 

粒々がインプラントの細部に入り込み、炎症を引き起こす原因にもなります。

 

今はインプラント専用歯磨き粉などもありますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也

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