中村歯科医院

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「予防歯科」という言葉をご存知無い方はほとんどいないのではないでしょうか?

では予防歯科は具体的にどのようなことをすればいいかご存知ですか?

まず、その前に、なんのために「予防」するかを確認しておきましょう。

予防の目的は、「歯を残す」ことです。歯を残すことで、なんでもしっかり噛んでおいしく食べることは、体全体の健康とも強く関わっています。また、運動時等には歯をくいしばることでしっかりと力が入ります。その他、おしゃべりする上でも歯は不可欠なんです。

このように、歯を失わないようにするための手段が予防歯科なのです。

その方法は、日々の歯磨き、歯科医院での定期的なクリーニングや検診、食生活、など様々なのですが、究極の予防を一つだけ挙げろ、と言われれば、それは矯正治療になるのではないでしょうか。

これまで、矯正治療というと、歯並びの見た目をきれいにするためのもの、つまり、見た目が気にならないのであれば不必要な治療(あるいは、ぜいたくな治療)、という認識が一般的だったと思います。

ですが、正しい歯並びの人は歯のトラブルが少なく、その結果歯が残りやすい、ということが科学的にわかってきており、今では、歯を残すために矯正治療が必要、となってきているのです。

歯並びが正しければ、歯を磨きやすい(歯ブラシが届かない場所が少ない)のはもちろん、上下の歯がバランスよく噛み合っていれば、どこか特定の歯にだけ力がかかり過ぎることも防げます。

業界内ではこの認識が普及してきており、ここ最近、歯科医師や歯科衛生士、歯科助手で矯正を始める人がかなり増えています。

上下の歯がバランスよく噛み合っているかどうかは、一般の方には判断が難しい分野になりますので、お気軽に当院の歯科医師に「わたしの噛み合わせはだいじょうぶ?」とおたずねください。

Glückliches Kind mit Zahnspange

かわいいお子様の歯は、なんとしても守ってあげたいですよね!

その際に不可欠なのが、親御さんによる「仕上げ磨き」です。

「そんなの知ってるよー」という方も多いかと思いますが、正しい仕上げ磨きの方法となるとご存知の方は少ないのではないでしょうか?

これまで、数多くの患者様に歯磨き指導をしてきた経験から言いますと、正しい磨き方ができている方はごくわずか、というのが実情です。その誤った歯磨きの仕方で、お子様の仕上げ磨きをしても、やったつもり、になってしまいます。

当院では、歯科衛生士が仕上げ磨きの方法も指導いたします。お子様の歯の生え具合や本数、食事や間食の摂り方などに応じて、わかりやすくお伝えしています。

乳幼児〜小学生くらいのお子様がいらっしゃる場合は、検診も兼ねてご来院いただけたらと思います。

おどかすつもりはありませんが、日本の他、アメリカやスウェーデンなどの歯科先進国のいずれの研究でも、歯が残っている本数が少ないほど死亡率が高い、という結果が報告されています。

このグラフは、日本の40〜79歳の7,779人を対象とした2014年の研究です。
左端は20本以上歯が残っていたグループ、中央は10〜19本、右端が0本、というグループに分類し、約6年後の死亡率を調べたものです。
20本以上歯がある人の死亡率を1とすると、10〜19本のグループは1.94倍、1本も残っていない人は2.75倍の死亡率だったのです。

世界のどの国でも同じような結果がでています。

原因としてはおそらく、しっかり噛めないと、野菜、肉、魚などの栄養が豊富な食事が食べづらく、その結果病気になりやすいからではないか、と指摘されています。

ですので、歯を失った場合はそのままにせず、適切な歯科治療で噛める状態を回復することが大切です。

1本くらい無くてもだいじょうぶ、ということは決してありません。速やかに歯科受診をするようにしましょう。

これまで歯医者さんで「染め出し」といって、どこに歯垢がついているかがひと目でわかるお薬を塗られた経験はありますか?

どなたも歯の先端に近い部分はよく磨けているのですが、ほとんどの方が、歯と歯ぐきの境目が磨けていません。

歯磨き方法は我流の方が多く、「力のいれ過ぎ」(歯ぐきが下がる原因にもなる)、「左右に大きく動かし過ぎ」(肝心な部分に歯ブラシが当たりません)、「同じ歯ブラシを長く使い過ぎ」(毛先が開いてしまい、ほとんど歯ブラシとしての機能を果たしていません)、などの問題がよく見られます。

当院では、効率よく効果的に歯磨きができるよう、歯科衛生士による歯磨き指導を実施しています。力の入れ具合や、歯ブラシを当てる角度、どのように動かしたら効果的か、などを実際に実演しながら指導しています。

また、患者様1人ひとりの歯や歯ぐきの状態にあわせた歯ブラシと歯磨き粉もご提案しています。

虫歯や歯周病予防の第1歩は自宅での正しい歯磨きからです。

歯のクリーニングを兼ねて、定期的に来院することをおすすめします。

ご予約の際は「歯のお掃除を希望します」とお伝えくださいね!

歯が痛くなって歯医者に行ったのに虫歯は見つからなかった。そんな経験をお持ちではないでしょうか?

通常は、上下の歯は接触せずに5ミリくらい間があいているのが正常です。ところが、パソコンに向かう時間が長い人や、ストレスなどによって、上下の歯が常に接触している、という人が少なくありません。「上下歯列接触癖(TCH)」と言われ、歯が悪くなる理由として歯科医の間で最近注目されている現象です。

正面よりもやや下を向く姿勢(パソコンの画面を見る姿勢等)をとると、頭が前傾し、上下の歯が接触しやすくなるのがおわかりかと思います。

非常に硬いエナメル質も、常に接触することでダメージを受けやすくなります。

もちろん、就寝中の歯ぎしりや、歯を食いしばることも、歯にダメージを与えます。

当院では、普段の姿勢に関するアドバイスの他、就寝時に着用することで歯へのダメージを抑制できるオーダーメイド型のマウスピース等も作成しています。

「そういえば、普段上下の歯が接触しているかも」「虫歯ではないのに歯が痛い、しみやすい」という方は、一度ご相談にお越しください。

当院には、小さいお子様から高齢者の方まで、幅広い年齢層の患者さんが来院されています。

中村歯科の診療方針は、「できるだけ歯を残す」です。

もちろん、誰が診断してもグラグラで残せない歯に対して様子見を続けることは、歯を残す、とは言えません。

一生涯ご自身の歯を残す上で大切なことは、正しい噛み合わせ(歯並び)、歯垢や歯石の除去、食習慣、などです。大人であっても矯正することで、歯を失うリスクを低減することができます。また、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることも、歯を失うリスクを大きく低減してくれます。もちろん、普段の正しい歯磨き方法もとても大切です。

患者さん1人ひとりの状況に応じて、ベストの治療をご提案しています。

当院は、地域に根ざした医療を提供することで、その時だけでなく、一生涯、何世代にも渡って皆様の健康をサポートしていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ今年も残すところあとわずかになりました。

これからお餅を食べる機会が増えるかと思いますが、特にご高齢の方には注意が必要です。

東京消防庁のデータによると、餅による窒息事故が最も多いのは1月、次いで12月となっています。また、救急搬送された方を年齢別にみると、65歳から急増し、最も多いのは80代です。

応急手当の方法など詳しい情報が東京消防庁のホームページ掲載されているので、参考にしてください:

東京消防庁「餅による窒息事故に注意」

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2018/201812/camp1.html

 

なぜ、高齢者の餅による窒息事故が多いのか、を考えてみましょう。

高齢になると、食べ物を噛んで、飲み込む(「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」という機能が低下してきます。

とくに、飲み込みにくい食べ物として、

  • 個体と液体が混ざったもの(果物、さらさらの雑炊、具入りスープ)
  • 噛み切りにくいもの(餅、こんにゃく、さつま揚げ、すじ肉、イカ、タコ)
  • 繊維が多いもの(キャベツ、ゴボウ、フキ、パイナップル)
  • バラバラになりやすいもの(クッキー、せんべい、粉薬、そぼろ、焼き魚)
  • 張り付くもの(板海苔、薄切りきゅうり)
  • 熱すぎる・辛すぎるもの(トムヤムクン、ラーメンのスープ)

などがあげられます。

飲み込む機能が低下してくると、食べ物等が肺に入り込んでしまい、肺炎を引き起こす(誤嚥性肺炎)リスクが高くなります。

歯科医院は、虫歯や歯周病の治療だけでなく、食べたり、飲み込んだりに問題がある時の診療も行っています。また、しっかり噛めない状態を放置すると、噛んだり飲み込んだりする機能が衰えやすくなってしまいます。早めに受診することをこころがけましょう。

(飲み込みにくい食べ物については、市村大村市民病院「接触・嚥下障害の基礎知識と高齢者肺炎」より引用)

歯と動脈硬化、一見関係の無さそうなこの両者ですが、実は重要な関係があることが明らかになっています。

厚生労働省研究班によると、奥歯が無い人は、ある人に比べて動脈硬化になるリスクが約2倍高い、という関係があるのです。

動脈硬化の恐ろしさはなんといっても、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症等の原因である点です。

以下、それぞれの病気の症状です(出典:アステラス製薬『なるほど病気ガイド』より):

◯狭心症・心筋梗塞:

胸に非常に強い痛みが起こり、吐き気や呼吸困難なども起こります。心筋梗塞の発作を適切に処置できなければ、そのまま命をおとしてしまうこともあります。

◯脳梗塞:

突然、片側の手足のまひや、会話しにくいといった症状が起こり、しばしば後遺症が残ったり、ひどい場合には、そのまま命をおとすこともあります。

◯閉塞性動脈硬化症:

ひどくなると、少し歩くだけでふくらはぎなどに痛みが起こって歩けなくなり、しばらく休むとまた歩くことができるという症状(間欠性跛行:かんけつせいはこう)が起こります。さらに、放っておくと安静にしていても足が痛むようになります。血流が非常に悪くなると、足の傷や圧迫される場所の皮膚に潰瘍ができ、それが急に悪くなって、足を切断しなくてはならないこともあります。

奥歯が無いと、繊維質が多い野菜などの摂取が困難になることが原因ではないかと指摘されています。

柔らかい白ごはんやパン、麺類中心の食事に偏ると、様々な病気のリスクが高まります。

歯を失った場合は放置せず、歯科を受診して適切に噛めるようにすることが大切です。

前回は、歯並びによって80歳の時にどれくらい歯が残るかに違いが出る、というお話をしました。

今回は、「歯が20本以上残っている場合」「歯が20本残っていない場合」それぞれのお年寄りの暮らしぶりををお伝えしたいと思います。

日本の各都道府県に歯科医師会がありますが、その中でも情報発信に熱心なのが山梨県歯科医師会です。同会の患者さん向け資料『健康と歯 ―よくかんで健康長寿―』からご紹介します。

この資料では、「歯のあるお年寄りには『元気老人』が多い」と明言しています。
具体的にはこの図の通り、

  • 80歳で20本以上歯が残っている高齢者は、

・家の中にいる時間は少ない

・趣味や旅行、スポーツを楽しんでいる人が多い

・仕事をしている人が多い

・人のお世話をする余裕もある

  • 一方、80歳で20本残っていない高齢者は、

・家の中で生活することが多い

・テレビをよく見る

・病気や障害がある

などとなります。

歯は、体全体の中ではとても小さいのですが、健康に対して与える影響はとても大きいのです。できるだけ歯を残せるよう、定期的な受診をこころがけましょう。

今年の春に放送されたテレビ番組『1周回ってしらない話』(日本テレビ系列)で、78歳のデヴィ夫人は28本すべての歯が残っており、さらに虫歯が1本も無いことが取り上げられていました(70代の歯の本数、平均は18本)。

この理由としては、日々の歯磨き等も大切ですが、実は、歯並びが大きく関係していると考えます。

滋賀県で毎年開催される「よい歯の健康老人コンクール」で優秀賞を受賞した歴代の老人を対象にした研究があります。歯並びの状態を分析すると、受賞者の中に1人もみあたらなかったのが、「反対咬合(受け口)」と、「開口(上下の前歯が噛み合わず開いたままになる)」でした。つまり、反対咬合や開口の症状があると、将来、歯を失うリスクが高いということになります。

矯正治療には、見た目の改善だけでなく、このような医学的リスクを低減させるという目的があります。子どもだけでなく、成人でも矯正治療は可能です。

「生涯、自分の歯でおいしく何でも食べ続けたい」という方は、一度歯並びの検査を受けておくことをおすすめします。

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